帰国までの我慢

2009.04.15 Wednesday

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    今日、skypeで大陸片田舎在住kikiと話をしました。
    あと数週間で一時帰国の彼女。

    「なにが楽しみ??」と私。

    買い物に行きたいお店の名前が幾つか。
    うんうん、買い物したいよね。綺麗なもの見たいよね。
    お店の人の優しいサービスに触れたいよね。

    美味しい食べ物、今回はイタリアンを所望の様子。
    美味しい美味しいピザが食べたいそうです。

    そして何より!!
    彼女が一番望んでいたものは、「美容院へ行くこと」です。
    中国の都会では日本の美容院も多いようですが、やはり田舎の美容院は
    かなり怖いのでしょう。
    現地から電話で予約を入れてしまうほどの気合いの入れようです。

    私もきっと彼女の立場であったなら、同じ我慢をしたかも
    しれません。
    以前、台湾でカットだけしたことがあります。
    しかも某大手デパートに入った、日本人にもお勧めのところ。
    肩にギリギリ掛かるくらいの髪の長さに、あくまで普通のスタイルを頼み
    それでもドキドキした覚えがあります。
    国が違えば、普通も違います。
    いえ、人の数だけ普通が違うと言った方がいいかもしれません。
    彼女(美容師さん)の一挙一動を目を離さず見ていましたが
    なんだかとても安心な動きで、「あー、高いお金出した甲斐があった!」と
    心の底から思いました。

    実は台湾人の美容師の友人もいたのですが、彼女は髪形のオーダーを聞いて
    「ok」と言っても、絶対にそうならないという実に侮れない人でした。
    すべて自分の好みにしてしまっていたそうです。
    あー、よかった。私は良い美容院に来た!今度からここにまた来よう!
    思ったその瞬間、それは動き出しました。

    ヴィィィーーーー

    え?ぶいいいいいい??

    鏡には普通の髪形の私。
    そして、微笑んだ美容師さんと電動バリカン。

    え?バリカン?

    え?と思っている、そのものの5秒で私の襟足はスッキリに。
    まさかと思いましたが、触ると今まで味わったことの無い手触りが。
    1〜2CMくらいだとは思うのですが、見事な五分刈り地帯が出来ていました。

    最後の最後でこんな落とし穴が有るとは思いませんでした。
    何故完全に隠れている襟足を。サービスだったのでしょうか?
    両手を地に付いてしまいそうな気持ちでしたが、同じく襟足ぶいいんを
    された一緒に来ていた友人を見て持ち直し帰りました。

    やっぱり日本の美容室はすばらしいと、今心の底から思います。
    早く美容院へいけるといいね!kiki!!