中国の北京で思ったこと:7

2010.05.27 Thursday

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    初めて北京へ行った6年前の初日。
    私はそんな楽しいはずのその日に寝込みました。
    仕事疲れを抱えて北京へ着いたことや、弱った身体に北京の1月の
    寒さが堪えたことに原因はあったようです。
    と、いうわけで旅行初日はベッドの上でカタカナのヒの字になりつつ
    なぜか台湾の番組を見るということに。
    一緒に寝込んでくれた健康体の友人には感謝の一言です。
    実はその日、万里の長城へ行くという大イベントがあったのですが、
    もちろんキャンセルになり、残念な気持ちのまま現在に。

    しかし2010年。
    私はついに万里の長城へ来ました。
    北京の空港で申し込みのできるツアーに参加しました。

    朝早い時間帯から大体夕方までで200元です。
    途中翡翠工場、漢方院に寄るツアー特有の面倒さはありますが
    ホテルまでの送り迎えと昼食がついているのでとても楽でした。
    お昼は私が勝手に命名した「中華人民大食堂」とも言いたくなるような
    広い場所で食事をしました。
    ご飯のお皿におかずを乗せて、そのままモリモリ食べる・・・。
    今、中国にいるのだなぁと感じる一瞬でした。

    お盆の日と重なってしまい、予想外の混雑だったためショーットカット
    のためロープウェイに乗って途中まであがりました。
    ただでさえ怖いのに、大陸製の、しかも「ぷらん」とした作りの
    これ↓

    に乗りました。生まれて初めて恐怖で目を開けることができませんでした。
    高いところが怖いんじゃありません。
    大陸製の、しかも「ぷらん」とした作りのロープウェイが怖かったんです。

    たくさんの人で磨り減った石の床は研いた様にツルツルで、下り坂は
    手すりがないと怖いほどでした。
    6年越しの思いを遂げた記念に、一枚撮ってもらいました。
    愛猫に顔の代理を頼んでおりますが、その下は満悦顔です。


    砂っぽい空気の中ゲラゲラ笑いながら、途中寿命を縮めながら
    パーフェクトな時間を過ごせました。

    そして・・・
    帰り際に出会った子。がんばって冬を越せてよかったね。
    元気だといいな。