疾走感はないけれど爽快感があった話
2019.03.17 Sunday
「光にふれる」という台湾映画を見ました。
テレビで流れていた予告を見た時から、「あー、これは好きな感じだ。いい感じの空気だ。」とか
偉そうなことを言いつつ、見ようか見まいかを激しく悩んだ映画でした。
見たらきっと台湾行きたくなっちゃうんだよなぁ・・・、でも、えいっ!と見ました。
ハンディのある青年と私生活に影のある女の子との話で、映画的にはきっとあるある要素満載
なのでしょうが、とても台湾している良い映画でした。
助けが必要だけど、でも自立していく青年。
可愛くて才能があるのに、環境のせいで上手くいかない女の子。
優しく見守る、というより結構ぐいぐいくる青年の友人達。
阿姨(アーイー:おばちゃん)と呼ばれるには可愛すぎる青年媽媽。
そしてぐっと心をつかまれた、青年の実家。日本家屋っぽいのです。
映像がとても綺麗で、「ああ。ここスクリーンショットできたらな」と何度も思いました。
なんと製作総指揮(って、なんでしょう?監督より偉い?)がウォンカーウァイさんでした。
ウォンカーウァイさんといえば
とか
とか
このような作品が有名なので、ものすっごい躍動感と疾走感があるものばかり作られて
いるのかと思っていました。
劇中流れていたこの曲。
何度聞いてもグッときます。
<祭健雅:很靠近海>you tubeからお借りしました
「海のそばで」というタイトルですが、確かに海で過ごした二人の姿ががとても印象深く。
上の動画は動いていないのに、ずっと見ていられるのでした。