1988という年号
2017.10.05 Thursday
もしかするとこの「1988」という数字を見て「あ、はいはい」とうなずかれる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
そう韓国ドラマ「恋のスケッチ〜応答せよ1988」のことを言っておりました。
あまりに何気なく見たのに、こんなにも思い出のドラマになるとは思いませんでした。
1988年頃の韓国の小さな横丁に住む仲良し家族たちの毎日を綴ったもので、韓国ドラマにありがちな
裏切りや、記憶喪失、実は兄弟だった!とか会いに行く途中で事故とかそんなものとは
縁遠い話。
ちゃんと最終話でしっかりと話を収めてくれるので、見終わった感がものすごかったです。
主人公の女性が大人になりインタビューに回答するシーンが何度かあるのですが、過去を振り返って行く
作業の本当に最後のところで「過去に戻りたいと思いますか?」と問われます。
一緒にインタビューを受けている旦那様は「戻りたくはない。今がいいよ。」と回答しているのに対して
彼女は「私は戻りたい」と答えます。
今までの物語の流れからすると、懐かしい幼馴染と面白おかしく過ごす日々や、(ある意味)仲良しな
兄弟たちが一緒に居られる時を懐かしんでいるのかと思ったのですが彼女の答えはこうでした。
「会いたい人がいるの。若くて偉大だった両親に。」と答えます。
なんだか「納得」な答えでした。
楽しかった日々も、我儘に振る舞えた時も、シオシオに打ちひしがれた時もどんな時も
親の庇護のもとに居たからこその彼女だったのだなぁと、私は思いました。
はー、素敵ドラマでした。
しばらくはまだドクソン&ジョンファンパパの「しれしーれっはんにーだーぁーしれしれはっせーよおん」
を歌い、余韻に浸りたいと思います。
劇中流れてくる音楽がとても素敵な物ばかりでした。現在カバーされている曲も何曲かありました。
ソンシギョンさん好きな私としては、オリジナルよりこちらで。
<惠化洞:ソンシギョン>